98歳の祖父が亡くなりました。
私と母の家の近くに移り住んできて、1週間目のことでした。
祖父からうけた愛
怒涛の4月でした
祖父は、私の採卵前日に亡くなりました。
普通なら採卵の日にお葬式なので、私は出席できないはずでしたが、
母が私が出られるように日にちをずらしてくれました。
私が結婚する前は、
「いいんだ、お前は結婚なんかしないでそのままでいていいんだ」と、
きっとなかなか結婚しない私を気遣ってくれて。
結婚式では満面の笑みで写真に写り、夫のことを褒めちぎってくれて。
子供がいない事を気遣い、
「お前は子供なんて産まなくていいんだ、いい旦那といい仕事に恵まれているからいいんだ」と言ってくれて。
妊娠した時は、
「本当に良かったなあ。お前の子供に会えるのが楽しみだなあ」と喜んでくれて。
ダメになった時は、
「お前が生きていてくれたらそれでいいんだ」と言ってくれた。
してあげたかったことがたくさんあったし、話したいこともまだまだあったなって、
今更だけど思います。
子供の頃、遊びに行くと、必ず私を膝に乗せて「大きくなったなあ」って喜んでくれた姿が忘れられません。
じいちゃんは、こんな38歳のいいおばさんになった私の頭を、よく撫でてくれた。
とてもとても、愛されていました。
じいちゃんに言いたいこと
じいちゃん、天国には私の赤ちゃんがいるよ。もう会えたかな。
私の代わりに、じいちゃんとばあちゃんで私の子を可愛がってあげてね。
絶対に、いつかまたみんなで会えるって信じる。
人は死んだら終わりじゃないって信じる。
じいちゃん大好き!
98年間の人生は、上々だったよね。
たくさんたくさんありがとう。