じいちゃん

来年98歳になるじいちゃんに会いに行ってきました。
足腰こそ弱くなったものの、大きな病気もせず1人暮らしをしているじいちゃん。

 

じいちゃんは知っていた

 

今回、妊娠した事は伝えていませんでした。
どうなるかわからなかったし、実際こうなってしまったし、

ひ孫もたくさんいるし、今更ひ孫が1人増えてもあまり興味ないだろうな、とも思っていたので。

 

会ってそうそう、
「来年はお前の子供にも会えるし楽しみだなあ。」
って。

 

姉のところの子供に来年会いたいって意味かな?私を姉と間違えてる?
と思い、まあいいやと、ウンウンと聞き流していたのですが、

 

その後もちょいちょい、
「なあ、お前、良かったなあ。」
って。

 

 

もしかして、知ってる・・

しかも、妊娠したところで止まってる・・

 

横になるわーってベッドに寝転んだので、布団をかけたら、
私の手を握って、
「男の子かなー女の子かなー、楽しみだなあ。」

 

 

もう、その瞬間に涙が溢れ出てどうしても止まらなかった。
じいちゃん、違うよ、赤ちゃん死んじゃったんだよって、言おうとしたけど、

じいちゃんが私の頭を撫でながら、何も言わなくていいって。

 

 

何も言わなくていいって・・言われても、もう妊娠してないし。。

結局、死産の事はその後も言い出せなくて、帰ってきてしまいました、、、、、

 

 

 

 

来年、母から伝えてもらう事にしました、が。
じいちゃんが、あんなに喜んでくれるなんて。嬉しいのに本当に悲しい。

 

私は図太いです

 

そんな気分の時でも、この煎餅を買ってくることは忘れない私、、

 

 

ついでにこれも。

 

 

はあ。

 

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