入院生活

入院してすぐ、様々な検査をしました。

医師の見解としては、卵巣腫瘍にばい菌が付着し、

中で膿んでいると思う、と。

MTXで弱っていたところにばい菌が入り込んだようです。

治療計画は、

『抗生剤を点滴しながらCRP(炎症数値)を下げていく。経過によっては手術で炎症を取り除く』

というものでした。

最初の医師のお話では、抗生剤が効いてCRPが下がれば、

手術はしないで1週間くらいで退院できるかもしれない、と。

経過を見ないと何もはっきりした事は言えない、との事でしたが、

すぐに抗生剤が効いて退院できるかもな〜なんて楽天的に考えていましたが、

そんな甘い話じゃなかった。

抗生剤が効かなかったのです。

抗生剤には種類が膨大にある

最初の抗生剤が全く効かず、

CRPは横ばい状態。

薬で熱を下げても、薬の切れる時間になれば

また体温はきっちりと40度近くまで上がります。

だんだん、熱のある状態に慣れてきて、38度くらいなら平気で売店などを

ウロつくようになりました。

看護師さんも私が元気すぎて気味悪がってました(^^)

2種類目の抗生剤は、少しCRPが下がったけど

今度は肝臓の数値が激下がりしてしまい、

これも中止。

この時、手術を検討されました。

私の希望は右の卵巣の全摘出。

でも、今は炎症が強すぎて、全摘はできずに炎症を取り除くことしかできないそう。

なので、今は炎症を取り除くことだけをして、

数ヶ月後にまた改めて全摘する。

という二段階の手術を提案されました。

それは・・いや〜!

できれば1回で済ませたい・・

とりあえず、手術は1度見送って、

抗生剤をまた変えて見る事になりました。

回復へ向かう

3種類目、これがやっとまともに効いてくれて、

CRPがガッチリと下がり始めました。

それまでは朝だろうが夜だろうが、薬が切れればガンガンと上がっていた熱が

治ってきて。

それまでは急性期用のお部屋(2人部屋)にいましたが、

大部屋(6人部屋)に移動しました。

熱もたまに38度を超える程度で比較的安定して、

お部屋の皆さんと和気あいあい楽しく過ごし、

はて?私はなぜ入院しているんだっけと思うくらいに回復。

CRPも下がってきて(それでも5はあった。0.3以下が標準)

白血球も正常値になり、肝臓も正常値。

その時点で2週間病院にいました。

安定してきたから、抗生剤を点滴から飲み薬に変えられるので、

退院しても良いですよとお許しが!

お部屋の皆さんとすっかり仲良くなってしまい、

寂しくもありましたが、元気に退院する事になりました。

退院後の予定

2〜3回生理を止めて卵巣を休ませて、

右卵巣の全摘出手術に挑む事になりました。

これまでの手術回数・MRIの様子から見ても、

中の癒着が激しいと思われるので、かなり大変な手術になるだろうとの事。

それでも、また炎症が酷くなってイタチごっこになるくらいなら、

これまで頑張ってくれた右卵巣とはお別れしようと決めました。

不妊治療を終えるこのタイミングまで待ってくれたのかもしれないな。

なんて思ったりしながら。

しかし退院後すぐに、体に異変を感じます。

おかしい・・具合が悪い・・

歳をとったから、回復が遅いのだろうか?とがっくりしていたのですが。

また、発熱が始まりました。

そして、退院から2日後、また病院に戻る事になってしまいました。

それはまた別の記事でお書きしますね。

『妊活日記』なのに

どんどんそれていきますね〜(^0^;)


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