この手術は、なかなか、忘れられない想像以上の手術だったので、
記録しておこうと思います。
ラミナリアは耐えられたが
まず、朝一でラミナリア挿入・・一瞬でした。
最初の1本が、ぐうっっっと一気に来て脂汗出そうでしたが、
多分2〜3本しか入れてないのかな、あっという間に終わりました。
ここさえ終われば、後は術中、麻酔が効いてくれることを祈るだけです。
私の横の内診室にいた方、多分、同じ・・掻爬手術をされる方じゃないかな、
と思うのですが、ラミナリア挿入でかなり痛かったようで、
うめき声の後、看護師さんに、もう少しだから頑張って!と声をかけられていました。
それを聞いてすぐ私の順番だったので、やっぱり痛いのか〜!と、
とにかく体を脱力させることに集中したので、余計痛くなかったのかも?
その後、しばらく生理痛のような鈍痛がありましたが、
すぐにただ何か挟まっているだけの感覚に変わり、そのまま2時間放置。
ベッドで寝てられるわけでもなく、待合室で座ったまま放置・・
別に辛くはないけど寝かせて欲しいーーー!
2時間経ってやっと、術前準備でベッドの部屋に案内されました。
隣のベッドの方は、多分先ほど内診室が隣だった方かな、、点滴の時に泣いてらっしゃって。
きっと、これからまさに赤ちゃんとお別れする方なのだと思うと、私の胸も痛みました。
私は、すでに数ヶ月前に先にお別れしたのでね・・
私も、点滴をして、直前に筋肉注射もして(麻酔を効きやすくするためだそうです)、順番を待っていました。
隣のベッドの方が終われば私の順番なのですが、、
痛い、痛いと泣きながら戻ってこられました・・・(T0T)
しばらく、いたーい、いたーい!とずっと泣いておられ、、、
麻酔が効いても叫ぶ
そんな中、私が呼ばれ。
思わず看護師さんに、今の方は麻酔が効かなかったのかと尋ねてしまいました。
術中は、麻酔が効いていて静かにしていたが終わったら泣き始めてしまって、と看護師さん。
そうか、心が痛いんだな。。と解釈。
私は、
大丈夫、3ヶ月前のあの時ほど辛いことなんかないはずだと。
麻酔もしてくれるんだし、大丈夫と言い聞かせ。
静脈に麻酔が入ってビリビリしてくるのを感じながら、徐々に意識がぼんやりしてきて、
あ、落ちそう、、と思った瞬間、、お腹にグググーーーーーーっと痛みがーーーーー!!
麻酔が効いて、ぼーっとした意識の中で、自分が叫んでるのわかりました(T0T)
その後は、不思議な感覚で。
目の前で細胞分裂している何かがあってそれを猛スピードで駆け抜けている感覚、に襲われていて、自分が目を開けているのか瞑っているのかもよくわからず、ただただグルグル。
終了間近に、また痛みを感じて叫んだ記憶があり。
麻酔のせいなのか、叫びたくないのに止められずーーー!
終わった後も落ち着かず
終わりましたよーー!て起こされて、ベッドに運ばれてからはうまく呼吸ができなくて、
ゼーハーして呻いて、すごいうるさかったと思う。
息ができなくて身体中がビリビリしびれてきて手足も動かせず、
それを伝えたいのに呂律も回らず。
看護師さんに、痛みで過呼吸になっちゃったみたいだねって言われて、
やっぱり痛くて叫んだのは夢じゃなかったんだと。
しばらく、口にビニール袋を当ててもらい、ゆっくり息を吐いてなんとか落ち着いて、
溶けるように眠りました。
そんな状態なのに、何度か、自分のイビキで目がさめるという、、恥ずかしすぎた。
なんでこうも図太いのでしょうか・・・
隣の方に申し訳なく。
3時間眠り、隣の方が、立って歩けるようならもう行ってもいいですよーと声をかけられていて、
着替えている音が聞こえてきました。
すぐ私にも声がかかり、立ってまずトイレに行こう、と思ったら、フラフラして思うように歩けず。
自分の体の不甲斐なさにびっくり!
追加で1時間寝かせていただきました。
隣の方は、あんなに辛い状態なのに普通に歩けていたのに、私って。。。
結果的にものっすごい疲れて、夜も早々に眠りにつきました。
甘く見ていたのかも
気持ちの辛さは、なかったけど、体の辛さにびっくりでしたよ。歳かなあ、、、
まさかこんなに痛いとは思っていませんでした。
あんなに叫んだら、他の患者さんもびびったと思います、
申し訳なかったです(T0T)