不妊治療と体の歪み

体の歪みは、普段のパフォーマンスが悪くなるだけではなく、不妊にも関係があることはご存知ですか?

 

例えばよく、腰が痛い・骨盤が歪んでいる、という表現を耳にしますが、

その場合は骨盤周りだけが歪んでいるのではなく、背骨・頭蓋骨の歪みから連携して骨盤がずれて痛みが出る。

ということも少なくありません。



骨盤が歪むと不妊とどう関係する?

  • 子宮と卵巣の血流が悪くなり、冷えやすくなる。
  • 歪みにつられて子宮が引き伸ばされる。すると子宮の位置が悪くなり、受精卵が子宮に留まれなくなる。着床しづらくなる
  • 仙骨前側に大腸の働きを調整する副交感神経があるが、ここが歪むと便秘しやすくなる。出せないということは、体に栄養を取り込めなくなる

 

骨盤が歪むだけでも、こんなに体に不都合なことが起こります。

女性誌や健康雑誌などでも、骨盤を整えるための特集なども組まれることが多いですよね。

 

上記のことだけではなく、

歩くと腰に痛みが走ったり、余計な脂肪がつきやすくなって冷えを悪化させたりと、

良いことは1つもないのです。

 

ちなみに私は、骨盤が歪んでいるため、長年腰痛に悩まされていました。 整体院に通うようになって改善していますが、 未だに冷え性ですし、便秘にもなりやすいです(T0T)

背骨・頭蓋骨が歪むと何が不妊と関係があるの?

背骨が歪み、頭蓋骨も歪むと、脳の働きが低下します。

脳は、体に命令をする役割を果たしていますよね。

 

身体が歪むと、その命令系統がうまく作用しなくなってしまいます。

 

これは、私の身体に起こったことを例に出してみますが、

  1. 排卵しろ!脳が命令する。
  2. 排卵を促すホルモンは出される。
  3. しかしなかなか排卵しない!

 

これは何が起こっているかというと、

頭蓋骨が歪んでいるために脳の働きが低下。 視床下部から排卵しろ!の命令は出るが、背骨も歪んでいるため脳下垂体のホルモン調整がうまくいかない。命令が出されてから排卵するまでに時間がかかってしまう。
脳下垂体は、不妊治療にはおなじみの、
  • LH(黄体ホルモン・体温上げる、子宮内膜の維持など
  • FSH(卵胞刺激ホルモン・卵胞を発育させる

を分泌しています。

 

体が歪んでいると、この大切なホルモンたちの分泌が減ってしまうのです!

体の歪みは不妊に直結するが‥

体の歪みは、1日2日で治るようなものではありません。

 

いつも私が整体院の先生に言われるのは、

体が歪んだ年月と、治っていく年月は一緒

10年かかって歪んだ身体は、また10年かけて治していくのですって!

 

だからと言って、歪みが治ってから治療をスタートする!なんていう余裕のある人は少ないですよね。

 

歪みを取りながら、冷えをとりながら、体を整えながら、不妊治療を並行して続けていく。

 

実際に私は去年、

  • 9ヶ月通った鍼灸院では体が柔らかくなって冷えが取れたと言われ
  • 4年通った整体院では今までで一番良い体の状態だと言われた

まさにその頃に妊娠しました。

 

体の歪みを感じていますか?

靴のすり減り方が違う・腰痛がある・歩きづらい・顔が左右非対称、など、

体の歪みを知る方法はたくさんありますよね。

痛みがないから歪んでいない、というわけではないようです。

 

不妊治療、特に体外受精はお金がかかるので、

さらに整体院や鍼灸院に通うのは大変なことだと思います。仕事をしながらだと尚更ですよね、というか私はとても大変でしたよ(^^;)

 

ですが体の歪みを取ることは、不妊治療に有効なだけではなく、

これから一生体を大事に使っていくことにもつながります。

 

日常生活の中で、立ち方・歩き方・座り方を正しく行うだけでも、改善効果は得られますよ。

自分の身体の正しいポジションを知っておくのが重要だと思います。

 

不妊治療で、思うように結果が出なくて悩んだ時に、体を整えることを試してみても良いかもしれません(^^)

 

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